Marc Nelson

2008年6月 4日 (水)

kw

kw~keith washington

51ujxm7zhbl__ss500_ デトロイト出身の伊達男 keith washingtonの3rdアルバム

1998年リリース レーベルはMCA

QwestレーベルからMCAに移籍して心機一転といったところですが、ジャケットはイマイチぱっとしない感じです(笑)

1. I Warned You         

2. No Matter           

3. I Don't Mind             
4. Tell Me (Are You with It)
5. Bring It On          
6. I Love You           
7. You Sure Love to Ball  
8. Long Ago          
9. I Can't Put You Down
10. You Let Me Down
11. Smile
12. Only You
13. Bring It On [Remix]

いきなり出だしからディープなベースラインが効いたアーバンソウルといった趣きのミドル1). I Warned You。ミスターダイナマイトJames BrownDown and Out in New York Cityが引用されたクールでカッコイイ曲。プロデュースはFred Jenkins Ⅲ

今回もkeith washingtonの啼きのボーカルはすこぶる健在で、1曲目からうなるように啼きまくります。

続いてもディープでクールな曲調の2). No Matter。この曲にはBill WithersWho Is He (and What Is He To You)が引用されていますプロデュースはLouis Silas jr。エグゼティブプロデューサーとしてもクレジットされています。

抑さえ気味のメロディーラインとkeith washingtonのボーカルに絡むクールなコーラスが心地いい3). I Don't Mind。

この曲のプロデュースはBoyz II Menの当初メンバーでソロキャリアの後Az Yetに、そして現在は元SilkGary "Lil G" JenkinsらとBlayseというユニットで活動するR&B界の渡り鳥Marc Nelson。佳曲です。

いい感じのメロディーラインのイントロから始まる4. Tell Me (Are You with It) 。この曲もクールなコーラスに絡み啼きのボーカルが冴え渡ります。コーラスにKelly Priceのクレジットがありますが、よくわかりません。

ゆったりとしたリズムが心地いい上質なスローナンバー5). Bring It On 。PVでみると曲の雰囲気がより一層よくわかります(笑)

クールで怪しい感じのシンセのイントロからこの曲の世界に引き込まれる6). I Love You。R&B界のおしどり夫婦Chante Mooreをフィーチャーしたデュエットナンバー。

大人の色気をふんだんに発散するkeith washingtonが本領を発揮します。Chante Mooreもそれに十分に応えてお色気たっぷりの(笑)ボーカルを披露しています。二人のボーカルの掛け合いも最高で、大人のデュエットナンバーとしては最高の出来。プロデュースはMark J. Feist

1973年のMarvin Gayeの曲のカバー7). You Sure Love to Ball。ムーディーなサックスに呼応するようにmoaningが入っています(笑)。Marvin Gayeの原曲はこのように曲中にmoaningを使う曲のはしりみたいです。うーん。リアル。一緒に聴く相手を選ぶ必要があります(笑)

ドラムとベースの太めのビートが効いた8). Long Ago。後半に向かって啼きのボーカルが盛り上がっていきます。

どこか哀愁漂う切なげなメロディーの9). I Can't Put You Downkeith washingtonと多くのアーチストのアルバムにギタリストとして参加している Donnie Lyleのプロデュース。

ゆったりとした感じのスロー10). You Let Me Down。そして11). Smile。どちらにもまたKelly Priceのクレジット。 keith washingtonが切々と啼きのボーカルで歌い上げます。

前作に戻ったような曲調の12). Only You。プロデュースは前作にも参加のTerry Coffey。安心して聴けるスケール感のある上品な感じの曲。やはりこの路線の方がしっくりくる感じはします。

ラストは5). Bring It Onのリミックス。今回多くの曲のプロデュースを手がけるFred Jenkins Ⅲの弟のRodney "Darkchild" Jerkinsがラップパートで参加しています。

keith washingtonにラップ?。。。これも時代の流れでしょうか(笑)でも曲はカッコイイ感じに仕上がっています。

前作の傑作アルバムYou Make It Easyから7年ぶりにリリースされたこのアルバムですが、その空白期間があってこそ出せる深みのようなものが感じられます。

前作のようなスイート&メロー路線を期待しているとちょっと面食らうかも知れませんが、今回のアルバムで、より深化した大人の世界を展開しているようにみえます。

甘ったるい路線に見切りをつけ、一線で活躍するアーティストを手がけるプロデューサー達と組み、クールでアーバンな雰囲気をもったアルバムに仕上げています。

このアルバムでもプロデューサーは何組か入っていますが、全体に流れる雰囲気は統一されていて、落ち着いて聴くことの出来る名盤だと思います。

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